
涵養する建築
PROJECT
土地ごとに異なる成分を含む「雑多な土」を、建築材料として用いるための研究。採取した土を焼成し、現れる色や表情、ばらつきを観察しながら、土地の性質を生かす方法を探った。寸法精度を求める一般的なタイルとは異なり、日本で長く用いられてきた下見板張りを参照し、陶板を用いた壁面の仕上げ工法を模索した。土の採取から試験片の制作、陶板の試作、壁面としての展示までを通じて、土と建築の関係を考える。土地の記憶を宿す素材が人の生活と結びつき、建築となった後も新たな記憶を受け取り続ける。自然と人の記憶を結ぶ「魂の入れ物」として、建築もまた人を涵養する。そのような素材と人の関係を「涵養する建築」として構想した。

Movie
涵養する建築|5分57秒
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INFORMATION
Project涵養する建築
Designer / Researcher菊地勇太
Type素材研究/建築材料・仕上げ工法の研究
Status大学院修士研究(デザイン研究領域)
Soil Sources横浜/長野県生坂村/東京造形大学